2016年7月1日金曜日

シンポジウム「沖縄の自然と人の暮らし ~名護市東海岸を事例に」のご案内(7/9)

第26期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成を受けた日本自然保護協会様から、シンポジウムのお知らせです。 


米軍基地建設でゆれる沖縄島東海岸。絶滅危惧種であるジュゴンがすみ、新種や
希少種が数多く発見される生物多様性の高いサンゴ礁が広がっています。人々も、
このような多様な環境をうまく利用し、暮らしてきました。
 今回のシンポジウムでは、人と自然とがどのように関わり暮らしてきたのかに
焦点をあて、辺野古の埋め立てが進んだ場合に何が失われるのか、今後私たちは
どのように自然と付き合いながら暮らしていくべきか、じっくり考えてみたいと
思います。

日時:2016年7月9日 13:30-17:00
場所:BC鶯谷貸し会議室(JR鶯谷駅 徒歩3分)
入場料:無料、事前申し込み

※当日参加ももちろん可ですが、資料用意の都合上、事前にご登録いただけますと幸いです。

スピーカー:
・「辺野古・大浦地域における「場」の多様性の重要性~地理学からの視点~」
  中井達郎(国士舘大学・地理学)
・「海辺のくらしと自然とのつきあい方~沖縄県・嘉陽の住民と変動する海岸~」
  保屋野初子(環境ジャーナリスト・星槎大学共生科学部)
・「ジュゴンの海に抱かれて~大浦湾沿岸地域の暮らしと基地建設~」
  浦島悦子(フリーライター)
・「世界に誇る辺野古・大浦湾の海」安部真理子(日本自然保護協会)

パネルディスカッションコーディネーター:辻村千尋(日本自然保護協会)

主催:日本自然保護協会

※浦島悦子さんは鹿児島県出身。1990 年より沖縄在住。著書:『やんばるに暮らす』
『シマが揺れる』『みるく世や やがて 沖縄・名護からの発信』など


事前申し込み・問い合わせ先
自然保護協会 (担当:萩原・辻村)
メール:umi@nacsj.or.jp
電話:03-3553-4103

http://www.nacsj.or.jp/katsudo/henoko/2016/05/post-127.html

2016年6月13日月曜日

国立環境研究所公開シンポジウム2016



国立環境研究所では、毎年6月の環境月間にあわせて公開シンポジウムを開催し、
最新の研究成果をテーマに合わせて発信を行っています。
本年は東京と京都で以下のテーマで開催されます。

テーマ: 守るべき未来と「環境」の今~地球・生物・循環・安全・社会の半歩先を語ろう~

○京都会場
開催日時:2016年6月17日(金)11時45分~17時45分
開催場所:ロームシアター京都(京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13)

○東京会場
開催日時:2016年6月24日(金) 11時45分~17時45分
開催場所:メルパルクホール(東京都港区芝公園2-5-20)
主 催:国立研究開発法人国立環境研究所


▼公式ホームページ・お申し込みはこちらから
http://www.nies.go.jp/event/sympo/2016/index.html


内 容:
国立環境研究所では、本年4月に第4期中長期計画の下に活動を開始したことを受け、
本シンポジウムでは、これまで重要な環境問題に対し展開してきた研究プログラムを中心に研究成果の発表を行いたいと考えています。
研究分野としては、地球温暖化、循環型社会、化学物質評価・管理イノベーション、東アジア広域環境、生物多様性、持続的社会、
小児・次世代環境保健、災害環境研究などを取り上げ、環境問題の「今」や「未来」について発表を行い、参加者の皆様との情報交換を行いたいと考えております。
今回の公開シンポジウムでは、6つの講演及び、研究者がご来場者の皆さまと対話をしながらご説明するポスター発表(19件)を予定しています。


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<お問い合わせ先>
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国立環境研究所公開シンポジウム2016 登録事務局
〒171-0042 東京都豊島区高松1-1-11
株式会社ステージ内(担当: 佐々木、古賀、稲垣)
Tel: 03-5966-5784  Fax: 03-5966-5773
E-mail: info_nies2016@stage.ac

2015年12月15日火曜日

講演会「ヒマラヤの森林限界に対する気候変化の影響」

第24期(2013年度)のプロ・ナトゥーラ・ファンド助成を受けたネパールトリブバン大学のディネス・ブジュ博士の講演会が以下の通り開催されます.ご興味をお持ちの方は是非,ご参加下さい.

 

(要旨)
 

気候変動がネパールヒマラヤの樹木限界に及ぼす影響



ディネシュ・R・ブジュ(ネパール科学技術アカデミー)
 

Key words: Abies spectabilis(ヒマラヤモミ), エベレスト地域、種組成、樹木限界の移動 

 気候変動がヒマラヤの自然に影響を及ぼしているという証拠はこれまでにもいくつか報告されてきました。ネパールヒマラヤでは他の地域よりも急速に年平均気温が上昇していることを示す気候データが得られています。狭い国土にもかかわらず標高60mから8,000m超までの幅広い標高域を有し気候の変化に富むネパールでは樹木の種数も豊富で、樹木の年輪に関する研究(年輪年代学)においてもさまざまな研究が可能です。とりわけ、高地の樹木限界(高木種が生育できる上限高度)における年輪データは過去や近年の気候変動に敏感に反応する生物指標であり、同時に高地の生物相や住民の生活の危険を知らせる警報を発する手がかりを与えてくれます。しかし、ヒマラヤ、とくにネパールヒマラヤにおいては、高地の生態系や生物種に対する気候変動の影響についての科学的な研究はまだ始まったばかりです。

 私たちは東西に細長いネパールヒマラヤの7つの高地自然保護区で、樹木限界付近の移行帯における気候変動の影響を調べるために年輪気候学的研究(年輪に記録された過去の気候条件の変化を調べる研究)を行いました。調査した保護区は東から順に、カンチェンジュンガ、サガルマタ(エベレスト)、ランタン谷、マナスル、アンナプルナ、ララ地区、アピ−ナンパ地区の7カ所で、各保護区内に2ないし3の調査地を設定しました。各調査地では、異なる斜面方位ごとに、樹木限界をまたぐ形で幅1020m、長さ100250mのトランセクト調査区(細長い帯状の調査区)を設置し、植生調査を実施しました。また、ヒマラヤモミ(Abies spectabilis)、ダケカンバ類(Betula utilis)、シャクナゲ類(Rhododendron campanulatum)等の樹木限界に生育する主要な種の計1,200本以上の個体から年輪サンプルを採取し、年輪幅に見られる気候の影響、新規個体の定着、樹種ごとの個体群動態等について解析しました。

 研究の結果、樹木限界の標高は東部ネパールでは海抜4,150m、西部ネパールでは3,800mと、東部で高いことがわかりました。また立木密度、基底面積(BA、全ての個体の樹幹断面積の合計)、胸高直径、樹高、樹齢といった数値はいずれも標高が上がるにつれて小さくなる傾向が見られ、樹木限界が条件によって変動することが明らかになりました。ほとんどの調査地で、新規個体の定着はヒマラヤモミの方がダケカンバ類より旺盛でした。これらの樹種の樹齢構成を見ると、多くの調査地で、ほぼ同齢の集団が空間的にまとまりつつ、同時に樹木限界が標高の高い方へ移動しつつあることがわかりました。年輪データの解析によると、ほとんどの調査地でダケカンバ類がはじめに侵入し、後にヒマラヤモミに取って代わられていることがわかりました。近年、ヒマラヤモミの新規個体の定着がダケカンバ類よりも盛んであることから、ネパールヒマラヤの樹木限界は樹種構成の変化を伴いながら移動しつつあることがわかりました。

 ヒマラヤモミの分布域は標高にして年間1.13.6mの速度で上昇しつつあります。各調査地に共通して見られた年輪幅変動の傾向は、ネパールヒマラヤ全域に及ぶ気候条件が樹木の成長と定着に影響していることを示しています。成長や新規個体の定着と気候条件の関係を解析した結果、モミ類については冬季の温暖化と夏季の湿潤化が新規個体定着を促進し、プレモンスーン季(35月)の気候条件が年輪成長を促進していることがわかりました。ダケカンバ類の成長はおもにプレモンスーン季の水分条件によって左右されているようです。個体群構造や気候条件に対する成長反応の違いは、種によって気候変動に対する反応が違うことを示しています。従って、今後の気候変動に対する反応は樹種によって大きく異なることが予想されます。こうした変化は、樹木限界のすぐ上にある放牧地に依存して生活している貧しい山地民の生活にも影響を及ぼすでしょう。(翻訳 尾崎煙雄)


2015年8月17日月曜日

辺野古の海の生物多様性を伝えるシンポジウム


第25期(2014年度)プロ・ナトゥーラ・ファンド助成「辺野古・大浦湾海域の生物多様性の保全を目指す、生物多様性の解明と埋め立ての影響を測るための調査」により,以下のシンポジウムが開催されます.ご関心をお持ちの方は,是非,ご参加ください.

辺野古の海の生物多様性を伝えるシンポジウム


■基調講演:

吉川秀樹(沖縄・生物多様性市民ネットワーク):「誰がジュゴンを語るのか~ジュゴンと人との関わり」
中井達郎(国士舘大学):「沿岸地域自然環境の保護における場の多様性の意義~沖縄島・辺野古大浦湾を例に~(仮)」
吉田正人(IUCN-J会長、筑波大学):「市民参加調査から見えてきた辺野古・大浦湾の自然環境の重要性」
安部真理子(日本自然保護協会):「世界に誇る辺野古・大浦湾のサンゴ礁の海(仮)」

■パネルディスカッション:

まさのあつこ(フリーライター),登壇者一同

主催

公益財団法人 日本自然保護協会

共催

法政大学

日時

2015年9月13日(日曜日) 13:30~17:00

会場

法政大学外濠校舎306室 (最寄:市ヶ谷駅)

資料代

500円、参加費無料

2014年11月19日水曜日

イリオモテヤマネコの交通事故対策

第25期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成で助成を受けている西表在来植物の植栽で地域振興を進める会の高相徳志郎さんが,イリオモテヤマネコの交通事故の記事をかかれています.どうぞご覧下さい.
コウライシバ,クロイワザサによるイリオモテヤマネコの交通事故対策(改訂版)

2014年11月16日日曜日

シンポジウム 遺産教育の現在と未来:文化と自然をつなぐ

筑波大世界遺産専攻主催の以下のシンポジウムが開催されます.
ご興味をお持ちの方は,是非ご参加ください.

筑波大学世界遺産専攻創立10周年記念及び自然保護寄附講座公開シンポジウム
「遺産教育の現在と未来:文化と自然をつなぐ」

 日 時 平成26年11月22日(土) 10:30~ (受付開始10:15~)
 会 場 日本プレスセンター 10階 プレスセンターホール
 地 図 千代田区内幸町2-2-1 地下鉄 霞ヶ関駅から徒歩2分
       http://www.presscenter.co.jp/access.html
 参加費 無料

2014年11月13日木曜日

シンポジウム ミヤマシジミを通して「生き物と人が豊かに生きる絆」を広げよう

第25期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成を受けている,ミヤマシジミ研究会では,12月6日に,信州大学農学部において公開シンポジウムを開催します.ご興味のある方は,是非,ご参加下さい.

シンポジウム ミヤマシジミを通して「生き物と人が豊かに生きる絆」を広げよう
会場:信州大学農学部 30番大講義室
日時:平成26年12月6日(土) 13時から16時15分まで
参加料:無料・事前申し込み不要 
主催:ミヤマシジミ研究会
共催:信州大学農学部
後援:長野県,伊那市,朝日新聞長野総局,信濃毎日新聞

プログラム
13:00-13:10 趣旨説明
13:10-13:50 講演1 渡邊通人(富士山自然保護センター理事):山梨県におけるミヤマシジミの研究と保全活動
13:50-14:30 講演2 那須野雅好(安曇野オオルリシジミ保護対策会議代表):安曇野における希少種保全と環境教育への取り組み
14:30-14:45 休憩
14:45-15:45 活動報告:ミヤマシジミを保護している研究会の部会からの活動報告
15:45-16:15 フロアディスカッション

http://lycaeides-arygyrognomom.blogspot.jp/2014/11/2014126.html